できれば避けたい
以下には実験データなどにより、危険性が確認または疑われて
いるものをあげました。ただし、これらの添加物は使用基準が
あるため、食べるとすぐに病気になるということではありません。
★OPP、チアベンダゾール、イマザリル
防かび剤です。輸入のレモン、オレンジ、グレープフルーツなどに
使われます。OPPとイマザリルには発ガン性が確認されています。
食品添加物というよりも、農薬に近いものです。
ただ、1日摂取量調査によると、0.0001mg/人でほんの少量
なので、それほど神経質になることはないと思います。
輸入の柑橘類を食べるときは良く洗って、皮をむいて食べましょう。
★亜硝酸塩
肉や魚のピンク色を保つ発色剤です。ハム、ソーセージ、ベーコン
たらこなどに使われます。体内で発ガン性物質をつくることがあります。
食べる場合は、ビタミンCや食物繊維と一緒に食べましょう。
★ソルビン酸
保存料です。ハム、かまぼこ、漬け物、ワイン、チーズなどいろいろな
たべものに使われています。亜硝酸塩と一緒に加熱すると、突然変異
を引き起こす作用物質ができるとの報告があります。1日摂取量調査
によると、摂取許容量の2.9%程度です。
★合成着色料
タール系色素とよばれるものです。アイス、清涼飲料水、お菓子などに
使われます。赤2号は発ガン性が疑われています。着色料は合成のも
のから天然のものへ切りかえが多くなってきました。合成着色料が使わ
れていたら、避けましょう。
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